「和食」、ユネスコ無形文化遺産登録へ 12月正式決定の見通し

総合 ニュース 2013.10.25 10914号 01面
登録決定に期待を抱き10日、東京・文京区のホテル椿山荘東京で開かれた「日本料理文化博覧会」の「和食の未来に向けて 賞味会」では、京都料理芽生会の料理人精鋭20人が上京、会席料理を参加者に振る舞った

登録決定に期待を抱き10日、東京・文京区のホテル椿山荘東京で開かれた「日本料理文化博覧会」の「和食の未来に向けて 賞味会」では、京都料理芽生会の料理人精鋭20人が上京、会席料理を参加者に振る舞った

 日本がユネスコ無形文化遺産に提案した「和食・日本人の伝統的な食文化」は、予備審査で代表一覧表に記載されたことから12月2~7日開催の第8回政府間委員会で登録決定の見通しとなった。ユネスコ無形文化遺産は、芸能、社会的慣習、儀式および祭礼行事や伝統工芸技術などが対象となる。日本は能楽、結城紬など21件がすでに無形文化遺産に登録されているが、“食”に関しては初めて。“食”の無形文化遺産には10年にフランスの美食術、メキシコの伝統料理、地中海料理(スペイン、ギリシャ、イタリア、モロ

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

書籍紹介